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アクアマリン/AQUAMARINE 〜幸せと海の象徴〜

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アクアマリンの魅力

アクアマリンは、美しいブルーが魅力的な宝石です。まるで海を写し込んだかのような色合いで、多くの人から愛されています。3月の誕生石とされていて、幸せと海を象徴しています。産地によって青緑からスカイブルーまで色の濃淡に特徴があり、ミルキーブルーやキャッツアイ効果があるものも存在します。見ているだけで穏やかな気持ちになるアクアマリンは、心の幸せを得る道しるべとなり持つ人を安心させてくれるような宝石です。

アクアマリンの特徴

緑柱石(ベリル)といわれる鉱物のなかで、宝石としての価値を持つ青色のものを「アクアマリン」といいます。この青い色は、結晶中の不純物である鉄によるものです。

緑柱石(ベリル)に鉄やクロムやマグネシウムなど他の微量元素が入ると色と名称が変わります。第二鉄の含まれる黄色の「ヘリオドール」、クロムとバナジウムが入った緑色の「エメラルド」、マンガンが含まれるとピンク色の「モルガナイト」とそれぞれ呼ばれています。

アクアマリンは六方晶系の鉱物で、ベリリウム・アルミニウム・珪素・酸素から構成されています。柱のようにしっかりとした形状で産出されています。世界中で産出されるグローバルな鉱物の1つです。なお、ブラジル内陸部のミナス・ジェイラス州にあるサンタマリア鉱山が、最初の採掘地だったといわれています。

鉱物データ

英名Aquamarine
和名藍玉(らんぎょく)
分類ケイ酸塩鉱物
化学式Be3Al2Si6O18
薄青色、水色
劈開性不明瞭
屈折率1.57~1.61
結晶系六方晶系
断口貝殻状
条痕白色
モース硬度7.5 – 8
比重2.65-2.80
光沢ガラス光沢
誕生石3月の誕生石
石言葉「誠実」「慈愛」「忠実」「真実」「徳望」
主な産地ブラジル ミナス・ジェイラス州マランバヤ・バイア州・エスピリトサント州・リオグランデ・ド・ノルテ州・サンタマリア・デ・イタビラ州、マダガスカル、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタン、ロシア ウラル山脈、アイルランド モーン山脈など

海の精の神秘が宿る『アクアマリン』

アクアマリンは、ラテン語の「アクア(Aqua)=水」「マリン(Marinus)=海」が語源とされています。名前の由来通り海をイメージするアクアマリンには、どのような伝承と逸話が伝えられているのかご紹介していきましょう。

海にまつわるお話です。アクアマリンは、「船乗りたちが迷わないように」「荒波を乗り越えられるように」の願いが込められたお守りであったそうです。また、美しく透き通るブルーから「海の精の打ち上げられた宝石」「恋をした人魚の涙」と伝えられています。当時は安全を願うお守りとして大切にされていました。

最後に、中世ヨーロッパのお話です。貴族たちの夜会で、キャンドルの灯りを受けてどの宝石よりも輝いていたのがアクアマリンだったそうです。そのことから「夜の女王の宝石」と呼ばれていました。夜会のたびに貴婦人たちが、アクアマリンを身に着けて夜会へ行っていたそうです。そのことから、少しの光でも輝くので「新たな希望の光へ導く」と信じられています。また、マリー・アントワネットもダイヤモンドと同様に愛していたくらい魅力的な宝石といえるでしょう。

アクアマリンの石言葉

アクアマリンの石言葉は「幸福」「聡明」「富」「勇敢」です。また、アクアマリンは3月の代表的な誕生石です。
身に着けると、海の中を漂っているような穏やかさをもたらしてくれます。
美しいブルーのアクアマリンの清らかなエネルギーは、持つ人にとっての「豊かさ」を引き寄せてくれ、一歩踏み出す勇気を与えてくれることでしょう。

アクアマリンのお手入れについて

アクアマリンのモース硬度は7.5〜8と高く、傷が付きにくいので扱いやすい宝石です。ただし、衝撃には弱いので落としたりぶつけたりしないように注意しましょう。水洗いや塩で清める等のお手入れも可能です。

ジュエリーのアクアマリンは、身に着けた後は柔らかい布で優しく拭いて保管しましょう。汚れが気になったときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗います。水でしっかりと洗い、水気を十分に拭き取り保管します。他の宝石が傷付くので、一緒に保管しないように気をつけてください。

超音波洗浄機やスチームクリーナーは、割れやインクルージョンのある宝石にはおすすめできません。判断が難しい場合は、購入したお店に相談しましょう。

まとめ 〜幸せと海の象徴〜

海を写し込んだかのような美しいブルーが魅力的な宝石アクアマリン。
紀元前3世紀頃から知られ、航海の安全を守る石としても用いられていました。ギリシャ神話などでも様々な神話が語り継がれており、アクアマリンの魅力が感じられます。
現代では「幸せな結婚」「幸福」を表す宝石とされています。穏やかなブルーは、見ている人を心穏やかにするような不思議な魅力があります。

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この記事を書いた人

天然石/鉱物に関するコラムを監修しています。

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