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ダイヤモンド/DIAMOND 〜宝石の王ダイヤモンド〜

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ダイヤモンドの魅力

ダイヤモンドは、屈折率と分散率が高い宝石です。宝石として磨き上げられて、カットが施されると見るものを魅了します。ダイヤモンドは高い屈折率のため、光が差し込むと全反射が起こりやすく、基本は無色透明ですが、近年ブラック・ブルー・イエローなどのダイヤモンドも流通しています。胸元で煌めくダイヤモンドは、1つは持っていたいスキンジュエリーとして人気です。「何かの決意」「ご褒美」「お守り」として、持ち主に応えるように光輝くことでしょう。ダイヤモンドの王者の輝きは、永遠に失うことのない美しさを放ち続けます。

ダイヤモンドの特徴

ダイヤモンドは、高い屈折率で光を反射する美しい光輝が特徴です。火山岩の一種であるキンバーライト中から見つかることが多いです。主に八面体や十二面体で産出されますが、非常に高温な地下マントル内で結晶が作られるので形は定まっていません。紫外線ランプを照射すると青色、ピンク色、黄色、緑色などの蛍光を示すものもあります。

地球上に存在する鉱物のなかで最も高度が高く、モース硬度「10」を誇ります。「炭素」のみからなる鉱物で、和名は「金剛石」と呼ばれています。炭素は身近なアイテムでよく使用する鉛筆や炭と同じ元素なのですが、ダイヤモンドは極めて緻密な原子構造を持ち、炭素原子の配列が全く違うため、外見や硬度が大きく異なるのです。

無色透明なダイヤモンドや淡い色調のダイヤモンドは価値の高い宝飾とされますが、質の劣るダイヤモンドは硬度を利用して工業用として研磨や切断にも使用されます。また、採掘で得られる「天然ダイヤモンド」と人工に作られた「合成ダイヤモンド」が存在し、工業用としては主に質の安定した人工ダイヤモンドが使用されるようになりました。

鉱物データ

英名Diamond
和名金剛石(こんごうせき)
分類元素鉱物
化学式C
無色、白色、青色、茶色、緑色、灰色、ピンク色など
劈開性完全
屈折率2.419
結晶系等軸晶系
断口貝殻状
条痕白色
モース硬度10
比重3.5
光沢ダイヤモンド光沢、脂肪光沢
誕生石12月の誕生石
石言葉「純潔」「清浄無垢」「純愛」「永遠の絆」「変わらぬ愛」
主な産地ブラジル、ロシア、オーストラリア、タンザニア、ボツワナ、ナミビア、アンゴラ、カナダ、ベネズエラ、ギニア、ガーナ

美しい輝き『星の力を宿すダイヤモンド』

美しい輝きを放つダイヤモンドは、インドの河川で最初に発見されました。当時は硬いダイヤモンドを研磨する技術がなかったため、身に着けるというよりは「お守り」として愛用していたそうです。そのダイヤモンドが、美しい宝石になるまでの逸話・伝承をご紹介します。

ダイヤモンドの逸話で有名なお話しは「ホープ・ダイヤモンド」です。9世紀頃インド南部で農夫によりブルー・ダイヤモンドが発見されました。このダイヤは1660年にフランスの宝石商ジャン=バティスト・タヴェルニエによって購入され、その後フランス国王ルイ14世、ヘンリー・フィリップ・ホープやその家族など持ち主を次々と不幸に見舞わせるというものでした。ニューヨークのダイヤモンド商ハリー・ウィンストンは個人での最後の所有者で、購入したホープダイヤをパーティーなどで展示しました。ウィンストンは1958年にスミソニアン協会にホープダイヤを寄贈し、現在は、スミソニアン国立自然史博物館で保管されています。

古代ギリシャでは、ダイヤモンドを「神々の涙」ローマでは「流れ星のかけら」と信じていました。また、中世では悪魔祓いや猛獣を大人しくさせる力があるとされていました。幸運を運ぶだけではなく、人に大きく関わる星の影響から守ってくれる護符として大事にしていたそうです。

各国によって持つ理由や、身に着けると起こる影響の違いがありました。それだけ、ダイヤモンドは愛されていて多くの人々を虜にしてきたといえるでしょう。

ダイヤモンドの石言葉

ダイヤモンドの石言葉は「純潔」「清浄無垢」「純愛」「永遠の絆」「変わらぬ愛」です。地球上で最も硬い鉱物であり、無色透明で美しく輝くダイヤモンドは、一生涯変わらない愛や純粋無垢な心、そして固い絆を結ぶものの象徴として、エンゲージリングの宝石としても知られています。

ダイヤモンドのお手入れについて

ダイヤモンドのお手入れ方法をご紹介します。モース硬度が10と最も硬い宝石なので、扱いやすいのが特徴です。使用後は柔らかい布で優しく拭いて、ジュエリーケースなどに保管します。注意点は2つです。油分が付着しやすい・熱伝導性を持っているなど、汚れが付着しやすいのでお手入れは必要です。ぬるま湯に少量の中性洗剤を溶かし、ダイヤモンドを入れて柔らかいブラシでこすります。そうすることで、本来の輝きが戻るので年に数回は行うようにしてください。

他には、超音波洗浄機で洗浄は可能ですが注意は必要です。フラクチャー充填(透明度を上げる処理)が施されている場合は避けましょう。保管は、ダイヤモンド単体でおこなってください。

ダイヤモンド〜光と魔力の宿る宝石〜

ウェディングのイメージのあるダイヤモンドですが、それ以外にもお守りや縁を結ぶ宝石として愛されてきました。古代・中世では悪魔や悪霊を祓ったり、強力な光と魔力の宿る宝石とされていたようです。運命を感じたダイヤモンドを迎えると、良きパートナーとなってくれるでしょう。ダイヤモンドの永遠の美しい輝きは、ずっと人々を魅了することでしょう。

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この記事を書いた人

天然石/鉱物に関するコラムを監修しています。

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